有名な
エビングハウスの忘却曲線というものがあります。
ドイツの心理学者エビングハウスが
記憶の保持に関して実験したものでで、
「tui gkd lpw」といった、意味のない綴りを覚えさせる実験です。
この実験では、被験者は実験の20分後には42%を忘却し、
翌日にはなんと74%も忘れてしまいました。
みなさんは、普段教科書を最初から順番に勉強していくと思います。
今日1ページから5ページまでやったら、
次の日は6ページ目からといった感じで、
進めていくのが普通の発想です。
ところが、これをやっていると、
いくら先に進んでも、
前に勉強したことを次々に忘れていってしまうのです。
「こんなに人間は忘れやすいのか」
と驚かれるかと思います。
では、どうしたらいいのか?
脳の仕組みを考えてみましょう。