ビジネスパーソンのためのやる気と集中力の高め方 ブログです。
夏の高校野球も佳境に。
青森代表の光星学院が勝ち進んでいます。
青森代表とは言っても、実際は他県出身者が大半で、
野球留学とか、植民地とかいろいろ言われています。
ジャイアンツの坂本選手も、兵庫県出身で、
高校は光星学院です。
しかし、これはあくまでルールの範囲内であり、
一概に悪いこととは言えないでしょう。
それに、良い点もあります。
それは、都会の強豪チームでは力を発揮できない人が、
地方に行って力を発揮できる場合があるからです。
PL学園のような、野球エリートばかりが集まる高校に
入っても、レギュラーになるのは至難の業です。
ところが、地方の高校に行けば、レギュラーになれる。
そして、レギュラーとして活躍することで力を伸ばすことができる。
このようなケースは少なくないと思います。
大学受験でも同じことが言えます。
超一流進学校に行った人がすべて、東大や医学部に行けるわけではありません。
逆にそこそこのレベルの学校でも、トップクラスの人は
東大に入れます。
私はこのよな現象を
ニワトリの法則
と呼んでいます。
これは、鶏口牛後という故事に基づいています。
直訳すると
牛のシッポになるよりも、ニワトリのくちばしになれという意味です。
つまり、
大きな組織に付き従って軽んぜられるよりも、
小さな組織の長となって重んぜられるほうがよいということ。
です。
これは、今の大学生の就職難の状況にも当てはめることができます。
多くの学生は、安定志向で一流企業を目指します。
しかし、大きな組織に入っても埋もれてしまい、力を発揮できないかも知れません。
それに、今の時代、どんなに大きな会社でも、
定年まで無事に勤め上げられる可能性は極めて低いと言えます。
であれば、小さな企業に就職して、
初めから重要な仕事を任された方が、
早く力が付くかも知れません。
人間は立場や、意識の持ち方で如何様にでも変わります。
重要な任務を任された方が、ビジネスパーソンとしてもスキルは
間違いなく伸びるでしょう。
ここにもまさしく
ニワトリの法則が当てはまるのです。
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